BtoB EC 用語集

企業民間取引(BtoB)やマーケティング、流通、ECなどに関する用語集です。

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A - I

ASP [エーエスピー] 「Application Service Provider(アプリケーション サービス プロバイダー)」の略称。アプリケーションサービスの機能をネットワークを介して提供することや事業者のことを指す。 開店までの期間が短く、手順が簡単であることに加え、安価に利用が可能。
BtoB [ビートゥビー] 「Business to Business(ビジネス トゥ ビジネス)」の略称。企業間取引。企業または法人が、企業または法人を相手に事業や取引を行うこと。「to」を「2(two)」に置き換えて「B2B」と書かれることもある。
CMS [シーエムエス] 「Content Management System(コンテンツ マネジメント システム)」の略称。HTMLやCSSのようなWebページ製作に必要な知識がなくてもWebサイトを作成・更新することができるシステムやサービスのこと。
CSS [シーエスエス] 「Cascading Style Sheets(カスケーディング スタイル シート)」の略称。Webページのスタイルを指定するための言語。HTMLがページ内の要素や情報の構造を定義するのに対して、CSSはそれらをどう装飾するかを指定するため、HTMLと組み合わせて使用する。
CSV [シーエスブイ] 「comma separated value(カンマ セパレイティッド バリュー)」の略称。データベースレコードのフィールドデータをカンマ(,)区切りで出力したファイル形式を指し、各レコードは改行で区切る。拡張子は「.csv」。
CV [コンバージョン] Webサイトにおける目標の達成を指す。例えばECサイトでは商品の購入がコンバージョンに該当する。サイトアクセスのうち、コンバージョンに至った割合を「コンバージョン率(CVR)」といい、サイト運営における指標となる。
description [ディスクリプション] ページの概要を表すためのテキストであり、検索エンジンに情報を伝えるメタ情報のひとつ。HTMLの<head>タグ内に記載する。
DNS [ディー エヌ エス] 「Domain Name System(ドメイン ネーム システム)」の略称。ドメインに対し、そのドメインが持つIPアドレスを検索するシステムである。ドメインから、そのドメインが持つIPアドレスを得ることを「名前解決」と呼ぶ。
EC [イーシー] インターネット上などの情報通信によって行われる取引のこと。つまり、「ECサイト」というと商品やサービスを販売するWebサイトのことを指す。
EDI [イーディアイ] 「Electronic Data Interchange」の略称。企業間の電子的データ交換とも呼ばれる。大量な取引情報のやり取りを専用回線で接続し、自動化した仕組みで、取引業務を効率よく行うことができる。
GA [ジーエー] 「Googleアナリティクス」の略称。Googleが提供しているアクセス解析ツールであり、無料版でも多くの機能を使うことができる。サイト訪問者の動向を把握し、サイトを改善することで離脱率の減少や、コンバージョン率の増加を狙うことができる。
HTML [エイチティエムエル] 「Hyper Text Markup Language」の略称。Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語のひとつ。 現在インターネット上で公開されているWebページのほとんどはHTMLで作成されている。
HTTPS通信
[エイチティティピーエスエス]
「Hyper Text Transfer Protocol over SSL」の略称である。通信方式の一種。通信を暗号化することで安全に情報やデータのやりとりを行う際に利用される。

J - R

Ruby [ルビー] まつもとゆきひろ氏が開発した、国産のオブジェクト指向スクリプト言語のこと。豊富な機能と簡便さを持ち合わせている。

S - Z

SEM [エスイーエム] 「Search Engine Marketing」の略称。Google等の検索エンジンから、あるWebサイトなどに対する訪問者を増やしたり、そこから得る利益を増やしたりするマーケティング手法のことである。主にリスティング広告がその1つとして挙げられる。
SEO [エスイーオー] 「Search Engine Optimization」の略称。検索エンジン最適化を意味し、検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを指す。検索を通じてビジネスを成長させることが目的である。
SKU [エスケーユー] 「Stock Keeping Unit」の略称。受発注・在庫管理を行うときの、商品の最小の管理単位。同じ商品でもサイズ・色等の特徴や、入り数などの違いで区別・分類したもの。
SSL暗号化
[エスエスエル アンゴウカ]
インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのこと。この技術を利用することで個人情報などの重要なデータを暗号化し、ユーザーとECサイト間の通信を安全に行うことができる。利用するためにはSSL証明書の購入と、サーバへの設定が必要となる。
XMLサイトマップ
[エックスエムエル サイトマップ]
ウェブサイト内の各ページのURLや優先度、最終更新日、更新頻度などを記述したXML形式のファイルのこと。

あ行〜さ行

卸値 [オロシネ] メーカーや卸売業が、小売店に卸売りする際の取引価格のことであり、小売店にとっては仕入値となる。小売予定価格(定価)に掛け率を掛けて算定することが多い。
掛け率 [カケリツ] 掛け率とも表記される、小売価格(=定価)に対する卸値の割合のこと。企業間取引の場合、過去の取引実績や条件などによって販売価格が異なるので、取引先別に価格を設定するために掛率が非常に重要な役割を持つ。
基幹システム [キカンシステム] 生産・販売・購買・在庫の管理や、会計、人事給与などのように、企業の主要な業務(基幹業務)を支えるシステムの総称である。業務の効率化、品質の標準化、データの一元管理などが主な目的である。
クローズドサイト 会員限定公開され、一般には公開しないサイトのこと。BtoB ECサイトでは、主に既存の取引先との受発注をWebに移行し、ペーパーレス化・自動化したい場合などに適している。非会員ユーザーは閲覧できないため、SEO対策等のWebマーケティング施策を実施しても新規会員登録申請は見込めないが、ある程度の情報を一般公開する「半クローズドサイト」も存在する。
決済代行 [ケッサイダイコウ] 様々な決済業務を代行するサービス、またはシステムのこと。クレジットカード決済の場合は、金融機関とカード決済を導入したいEC運営者を仲介し、様々なクレジットカード会社の決済が1つのシステムで行えるようにする。掛け払い決済の代行の場合は、EC運営者が行っている与信・請求・回収業務を代行業者が代行することで、EC運営者の業務効率化を支援する。
サジェスト Google等のオーガニック検索やサイト内検索で検索窓に数文字入力したとき、残りの文字を補完したキーワードや、関連するキーワードが表示される機能のこと。ユーザーの入力負荷を軽減し、ユーザビリティを向上させるのが特長である。「自動補完」や「オートコンプリート」と呼ばれることがある。
サプライヤー ある商品のメーカー、仕入れ先、供給元、納品業者等を指す。ビジネス運営を行うための商品を供給する立場の方のこと。BtoB ECにおいてはECサイトを利用するユーザーにとってはEC運営者がサプライヤーであり、EC運営者にとっては仕入れ先やメーカーがサプライヤーにあたる。
自然検索 [シゼンケンサク] オーガニック検索とも呼ばれ、GoogleやYahooなどのような検索エンジンで検索を行うことや、検索結果画面に表示されるものの内、リスティング広告のような広告枠ではない部分を指す。

た行〜は行

トラッキング ユーザーのサイト内における動きを追跡することである。何をどこまでトラッキングできるかは、ツールによって異なる。
ドメイン ホームページが配置されているサーバの場所は、IPアドレスによって決められている。ドメインは数字の羅列であるIPアドレスを、人間の目から見てもわかりやすい文字列にしたものである。IPアドレスとドメインは「DNS(ドメイン ネーム システム)」によって結び付けられる。特に「独自ドメイン」は、ユーザーが独自で名前を決めて自分の好きなように利用することができるドメインのことである。「独自ドメイン」をさらに細分化して複数のユーザーに割り振るためのドメインを「サブドメイン」という。
パンくず ユーザーがWebサイト内のどの位置にいるかを視覚的に分かりやすくするため、上位階層となるWebページを階層順にリストアップしてリンクを設置したリストのことを指す。コンテンツの最上部に記載されることが多い。

ま行〜わ行

ユーザビリティ ハードウェアやソフトウェアの使い勝手のことである。具体的には、目的達成のしやすさ、使い方・表示の明快さ、ユーザーの満足度などが評価基準として挙げられ、これらの基準の評価が高いと「ユーザビリティが高い」といえる。
ランディングページ Google等の検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと。「LP」と略されることも多い。ユーザーを次のアクションへ誘導しやすいため、通常のページよりコンバージョン率が高くなる傾向がある。
ロイヤルカスタマー 企業が提供する商品やサービス、もしくは企業自体に愛着を持ち、繰り返し購入してくれたり、第三者に紹介してくれたりする顧客のこと。マーケティングコストがあまり掛からないため、人口減少や市場の飽和が進む近年において顧客のロイヤリティを向上させる施策は重要である。